関数もグラフも自動作成!ExcelでCopilotを活用する方法

Excelは、データの整理、分析、視覚化において非常に強力なツールですが、膨大なデータを扱う際には手間がかかることもあります。
そこで登場するのがCopilotです。
Copilotとは
Copilotは、Microsoft 365に統合されたAI機能で、チャットで指示を出すだけでデータの分析やグラフの作成、関数の自動生成などを行ってくれます。
ただし、出力結果には誤りを含む可能性があるので、その点は注意が必要です。
OfficeでCopilotを有効化する方法
ExcelでCopilotを使用するには、いくつか事前に準備しておく必要があります。
- 有料プラン「Copilot Pro」もしくは「Microsoft 365 Copilot」に加入する必要があります。
注意が必要なのは、お使いのOfficeの種類によって加入が必要なプランが異なるという点です。お使いのOfficeの種類 加入が必要なプラン
Microsoft 365(個人向け)
(サブスクリプション制)Microsoft 365 Copilot またはCopilot Pro Microsoft 365(法人向け)
(サブスクリプション制)Microsoft 365 Copilot Microsoft 365 for the web
(Web版・基本無料)Copilot Pro Office 2024、Office 2021など
(買い切り版)Copilotは利用不可能 下図のように、Excelの画面右上に「Copilot」のロゴが表示されていれば、有料プランに加入済です。
- Excelの自動保存を「オン」にしておく必要があります。
- 表対象のデータが「テーブル」に変換されている、もしくは上部の1行がヘッダーになっている必要があります。
※表をテーブルにする方法
- 表の一部のセルを選択し、「挿入」タブの「テーブル」を選択する。
- テーブルに変換するデータ範囲を確認し、「OK」ボタンを押す。
- 表をテーブルに変換することができました。
これで準備は完了です。
ExcelのCopilot実践例2選
①関数の生成
- Copilotのチャットに「人口が2000000以上の都道府県を数える関数を教えてください」と入力し、送信します。
- 関数を含むCopilotの応答結果が表示されました。
この関数をコピーします。
- コピーした関数をセルに貼り付け、問題なく使用できる関数であることが確認できました。
②グラフの作成
- Copilotのチャットに「地区ごとに合計した人口の棒グラフを作成してください。ただし人口の多い順に並べてください」と入力し、送信します。
- グラフを含むCopilotの応答結果が表示されました。
「新しいシートに追加」ボタンを押すと、別シートにグラフを出力することができます。
- グラフを含む新しいシートが作成されました。
昇順・降順の並び替えは、赤で囲ったボタンをクリックすることで行うことができます。
まとめ
Copilotを活用することで、Excelでのデータの分析やグラフの作成が効率化されます。
ぜひ一度、Copilotを試してみて、その利便性を体感してください。
興味をお持ちの方、活用したいとお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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