「ListCreator」でラクラク帳票作成できる!?
いまさら”COBOL”ということではないのですが、
VB.NETでの開発で帳票は「ListCreator」を使用しています。
「List Creator」とは・・
”List Creatorは帳票を簡単に作成し、
Webアプリケーションやサーバアプリケーションなどの
様々な運用形態の帳票システムを
効率よく開発するための「帳票開発支援ソフトウェア」です。
List Creatorを使用すると
既存の紙の帳票やMicrosoft Excelなどで作成した帳票を取り込んだり、
ウィザードを使用したりして、
罫線や網がけなどを駆使した表現力の高い帳票を簡単に作成できます。
また、帳票出力のための各種インタフェースが用意されているため、
少ないコーディングで帳票出力システムを構築でき、
容易にメンテナンスを行うことができます。
関連ソフトウェア製品と連携すると、
帳票を様々なメディアに出力することができます。”
実際に使ってみて・・
使い始めなので、バリバリに使用できる分けではない為
HELPを良く使用します。
HELPを検索しているとCOBOLで使用する
「COMPUTE」や「MOVE」文が見つかりました。
「COMPUTE」文はCOBOLとは少し違う使用方法でしたが、
「MOVE」文はまさにCOBOLと同じ使用方法でした。
COBOLのユーザがなくなったわけではないので
サポートすることはありますが、
プログラム開発はほどんどありません。
ListCreatorを使用してCOBOLと同じ命令文があるとは思いませんでした。
実際に使用するまでには至っていませんが、
知識として覚えておくことになります。
ListCreatorを使用すると
COBOLの画面帳票定義体を変更する「FORM」に操作が似ています。
もちろんListCreatorの方が
機能が多いのでいろいろとできるのでしょうが、
そこまでのカスタマイズが無いので感触はまだつかめていません。
「ListCreator」のメリット
ListCreatorを使用してきた中で、便利な機能だと思ったのは、
明細の繰り返し項目を移動できるということです。
例えば、A4縦の設計で、
上段に注文書、下段に注文書控とある場合、他のソフト(CrystalReports)等ですと
上下段に繰り返し項目が使用できないので1頁分の中間テーブルのレコードを作成し、
1レコードを1頁として作成しますが
ListCreatorは、繰返し項目を移動して配置ができるので
上段の1行目と下段の1行目の内容を合わすことができます。
その為、1頁1レコードで作成する必要がない為、
上段の注文書分の印字を考慮するだけで
下段は複写されるだけとなり、
改頁条件を考えるのみでいいので作成が単純です。
COBOLのFORMでもこの機能は無いので
ListCreatorは大変便利です。
但し、この機能を見つけてどのように作成しているのかを
見つけるのに時間はかかりましたが、
それでも他のソフトを使用する判断の時間で出来上がったと思います。
まとめ
COBOLは長い間携わってきていますが
新たに「ListCreator」を使用するようになり、
システム開発で使用するソフトで効率よく作成できるものと
できないものがありますが、
効率よい機能を見つければ、
工数削減ができるのではと、今回感じました。
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