クラウド化で日々の会計業務をより快適に!
近年、日々の会計業務をクラウド化へシフトしている企業は増えてきています。
オンプレミスでのシステム運用を行っていた企業が、ソフトウェアのサポート終了を機にクラウド化へ移行するといった例です。ですが、クラウド化と一言に言っても、現在運用しているインストール型との違いがわからないという声も聞かれます。
では、クラウド化することへの利点とは何か?
本稿では、クラウド化とは何か、また会計システムをクラウド化することによってどんなメリットがあるのかをいくつかご紹介致します。ぜひ最後までご一読ください。
はじめに
画像保存や音源など、データ管理においてクラウドという単語はよく耳にするものです。
クラウドとは「インターネット上の仮想基盤」を意味します。私たちが日頃利用している、PCやスマートフォンなど端末上に直接保存するのではなく、インターネット上に存在する仮想空間に保存することを呼びます。
クラウドには、「SaaS」「PaaS」「Iaas」3つの分類があります。先で例にあげました、オンラインストレージサービス等はアプリやソフトをクラウド上で動作させる、SaaSの分類となります。
コストの削減
オンプレミスで運用する場合、運用する準備を全て自社で用意する必要があり、かなりの時間とコストを要します。数百万単位のコストがかかる可能性も少なくはなく、複数拠点となると運用開始前の段階から大きな出費となります。
ですが、クラウドではパソコンとインターネット接続環境を用意するだけで簡単に導入でき、自社出費によるサーバ購入やシステム開発をする必要もない為、大幅に初期費用を抑えることが可能です。
場所を選ばず運用可能
オンプレミスでは自社内のサーバを使って運用する為、社内のみでしか作業できないといったデメリットがあります。
それに対しクラウド運用は、インターネット接続環境さえあれば場所を問わずどこからでもアクセスできる為、外出先でもリアルタイムに会社の会計状況を把握することができたり、在宅勤務といった「新しい働き方」にも対応することができます。
生産性の向上
日々の仕訳入力を自動化することができます。
領収書など証憑(しょうひょう)を取り込んで簡単に取引入力したり、外部データと連携することにより取引入力の手間を削減することも可能です。
また、消費税改正といった制度改正などあらゆる環境変化に対応できるよう、常に最新のプログラムへバージョンアップを行っている為、自社対応も必要なく会計業務を行うことができます。
万が一、パソコンが壊れた場合があったとしても、買い替えるだけでいつもの会計業務が行えるので、無駄な時間を省くことができ生産性を向上するひとつの利点です。
データ保全もばっちり
自社で管理するのではなくサービス提供者側へ一任する点で、情報漏えい等のリスク不安を感じる方も多いと思います。ですが、データの消失同様、対策が行われているクラウド型会計ソフトであれば、過度に心配する必要はありません。
大半のクラウド会計ソフトは通信が暗号化されており、通信データを盗聴されたとしても内容を把握することは不可能です。
こういった点からクラウド型のサービスは安全性が向上しています。
最後に
本稿でご紹介した事例の一部は、会計業務に限らずその他クラウド化にも通じるものも多いです。
弊社では、インターネット開設やパソコン周辺機器の設営はもちろん、会計ソフト「奉行クラウド」とパートナーシップを結んでおり、導入手順や導入後支援なども行っております。
会計システムのクラウド化へご興味のある方は、是非一度ご相談ください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
お問い合わせは下記フォームよりよろしくお願い致します。
担当者がお返事させていただきます。
【参考】
・今更聞けない!会計システムをクラウド化するメリットとは!?| OBC360° (obc.co.jp/360)
・企業のクラウド化が加速中!クラウド導入のメリットとは?│TOPGATE(topgate.co.jp)
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