AIによる画像の自動生成 ~AIの進化がスゴイことに!~
様々な分野でAIの話題を聞くことが年々増えてきていますが、今夏、非常に高性能な「画像生成AI」が相次いでリリースされたことで多くの注目を集めています。
今回は、今話題の画像生成AIについての簡単な紹介をしていきます。
「Midjourney」、「Stable Diffusion」とは
- Midjourney:2022年7月にオープンベータ版がサービス開始
- Stable Diffusion:2022年8月リリース
どちらも、出力したい画像の特徴や画風などを「文字列」で指示すると、それに応じた画像を自動生成してくれるサービスです。
基本的に指示は英語で行う必要があるが、オープンソース化されているStable Diffusionは日本語対応版が公開されたり、日本語対応したLINEチャットボットが作成されたりするなどの動きもあります。
無料で簡単、ハイクオリティな画像が一瞬で!
画像生成AIは、誰でも簡単に、たった数分で、プロのような芸術的な絵が描けると話題になっています。単語1つでも、文章でも何でもOKなので、描いて欲しい絵のイメージやキーワードを入力すれば、それに沿ったハイレベルで高品質な画像をAIがすぐに作成してくれます。
ただ、黎明期ゆえか、議論を呼ぶ出来事もすでにいくつか発生しています。
- 画像生成AI「Midjourney」の絵が米国の美術品評会で1位に 優勝者「物議を醸すことは分かっていた」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2209/01/news148.html
→「Midjourney」に生成させた数百枚の画像から数枚を選定して調整し、品評会に提出したところ優勝した事例
- 大ウケした「Midjourney」と炎上した「mimic」の大きな違い “イラスト生成AI”はどこに向かう?
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2209/06/news117.html
→「mimic」:イラストレーター自身がアップロードしたイラストを基に、その画風を基にしたイラストを生成するサービス
「画風」というイラストレーター独自の個性を誰でも使えてしまうことから、他人の絵柄を真似する「トレース」にあたるのではないかと反発を招きました。
さいごに
今後の発展とともにルール等は自然と固まっていくのかもしれませんが、AIに生成させた画像の使用方法は、まだ利用者のモラル任せといったような状態のようです。しかし、絵心がなくても、AIへの指示さえうまく行えるならば、様々なシチュエーションの絵を瞬時に生み出すことができるという点はとても魅力的だと感じます。
せっかく有意義で魅力的なAIが公開されているのだから、ユーザーもマナーやモラルを考え、お行儀のよい使い方をしていくことが、今後の発展を止めないためにも重要だと感じました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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