2018.10.02
人手不足も解消!?キャシュレス化のメリット・デメリット
日本のキャシュレス化の現状
諸外国と比較してキャシュレス化が遅れているのが現状のようです。
日本のキャッシュレス化比率は約20%。
アメリカは46%、中国は60%となっており、
日本はキャシュレス化後進国といえるでしょう。
日本政府は2020年の東京オリンピックまでに、
キャッシュレス比率を2倍の40%を目指す方針を打ち立てています。
過去からの推移を見ると、
2008年から2016年でキャシュレス比率は約2倍になっています。
その理由として考えられるのは、
・オンラインショッピングが普及し、クレジットカードを使う人が増えた。
・携帯電話の普及で、支払いにクレジットカードを使う人が増えた。
・SuicaやEdyなどの電子マネーを使う人が増えた。
などが考えられます。
日本では現金決済がまだまだ一般的であり、
クレジットカードやモバイル決済を進めようにも、
消費者も事業者も未だに積極的ではありません。
しかし、日本国内は慢性的な人手不足に陥っており、
社会としてキャッシュレス化やシステム化を進めて生産性を高めなくてなりません。
キャッシュレス化のメリット
・現金を持つ必要がない。
・ポイント還元が期待できる。
・社会的信用が示せる。
・利用履歴が確認しやすい。
・現金管理コストの削減。
キャッシュレス化のデメリット
・お金を使いすぎてしまう。
・割り勘や別払いができない場合がある。
・使用できる店舗が限られている場合がある。
・決済手数料がかかる。
・現金が手元に残らない。
その他にも、
・諸外国はビックデータの収集と活用にビジネスモデルを返還しているが、日本は依然として手数料ビジネスをしている。
・表立ってはいないが、「現金決済のインフラ」には、実は多大な社会的コストが掛かり続けている。
・よって国内でのイノベーションも生まれづらく、国全体として生産性が向上しない。
まとめ
いかがだったでしょうか。
私たちは今まで、キャッシュレス化について
個人的なメリットやデメッリトのみにフォーカスしがちでしたが、
社会として、国としてという視点で考えることはあまりなかったように思います。
特に「現金決済インフラの継続的コスト」や「生産性向上の阻害」
「ビッグデータの収集と活用」という観点でキャッシュレス化について
もう一度見直す必要があると感じました。
IT化やシステム化が進むにつれ、キャッシュレス化も進みます。
モバイル決済用端末も、キャッシュレス化のための専用機器も全てIT技術です。
ビッグデータやIoT等の技術が発展すると、
膨大なデータを一瞬で処理することが可能となり、
また多大なコストの削減が可能となります。
IT技術の進歩と同時に、安全で安定したサービスのための
セキュリティも強化していかなくてはなりません。
また、日本国内の深刻な人手不足も、
社会として「キャッシュレス化」や「システム化」を進め
生産性を高めることで解消できるのではないでしょうか。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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