2020.02.19
キャッシュレス決済導入で売上UP!
昨年の10月1日からの消費税増税に伴い、
急速に浸透しつつあるキャッシュレス決済。
政府によるポイント還元が始まったこともあり、
消費者の利用率が高まっていくと考えられています。
そのような中で、
キャッシュレス決済を導入することに対する
お店側からの利点は具体的にどのようなものがあるのか、
気になる点を抑えつつご紹介していこうと思います。
キャッシュレス決済の種類
キャッシュレス決済には大きく分けて3種類あり、
「カード型」「電子マネー型」「QRコード決済」があります。
「カード型」とは、
クレッジットカードなどの比較的従来からある決済方法で、
専用端末への挿入が必要であるためセキュリティが重視されているのが特徴です。
「電子マネー型」とは、
ICカードやスマートフォンを利用して、
専用端末にかざすだけで支払いが可能なものです。
こちらの決済方法も定期券のICカード化や
スマートフォンの普及に伴って浸透してきています。
「QRコード決済」とは、
スマートフォンにダウンロードしたアプリを利用して
バーコードやQRコードを読み取って支払いができるものです。
実は日本発祥?!
今回は上記で挙げたキャッシュレス決済の中でも比較的新しい
「QRコード決済」に着目してご紹介していきます。
QRコード決済で使われるQRコードは
1994年に日本の自動車部品メーカーであるデンソーによって開発されました。
もともとは自動車部品工場の配送センターなどでの利用を考えて作られたものですが、
汎用性が高くオープンソース化されたため一気に世の中に普及することとなりました。
そのため、QRコードの技術は世界に誇れる日本発祥の技術の一つとなっています。
業務を効率化し、売上拡大へ
では具体的に、QRコード決済にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
大きく分けて以下の4点が挙げられます。
①決済時間の短縮
②売り上げ状況のリアルタイム把握
③客層や売り上げの拡大
④扱える情報量の増加
これらは従来からのキャッシュレス決済と同様ですが、
③においてはアプリでポイント還元やキャンペーンのお知らせができるなど
更なる売り上げ拡大が見込めるかもしれません。
④についてはバーコード決済と比較した場合のメリットで、
QRコードで扱える情報量は従来のバーコードに比べると数十倍のデータを扱えます。
これらに加えて、
「QRコード決済」では消費者がスマートフォンを持っていれば
専用端末がなくても導入可能であるため、
低コストであることが最大のメリットといえるかもしれません。
最後に
時代の変化とともに支払方法はさまざまに移り変わってきましたが、
世界と比較すると日本のキャッシュレス化率はとても低いのが現状です。
しかし、その一方でキャッシュレス決済の方法は日々進化し、
より便利なものへと進化してきています。
それらをどのように取り入れるか、
店舗側とお客様のニーズを上手く組み合わせていくかによって
利用率が高まり、売上向上につながっていくのではないでしょうか。
先ほどQRコードのメリットの一つで記述した情報量の多さは、
業務システムの中でも活用されています。
在庫管理や納品といった業務にQRコードを利用することにより、
商品番号や商品期限の管理が容易になります。
また時間短縮だけでなく、ミスの軽減にもつながるので、
業務を効率的に行うためにも導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
当社では、システム開発だけではなく、
さまざまなパッケージソフト導入支援も行っております。
業務改善でお悩みであれば、お気軽にご相談下さい。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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