2020.11.13
工事現場での「作業報告書タブレットシステム」をMicrosoft Accessで実現!?
名古屋にある設備工事の企業様より、
基幹システムの再構築のご依頼を頂いたなかに
工事の現場の働き方改革、ペーパーレス化ということで
タブレットを利活用した提案をしてほしいというご依頼を頂きました。
現状と具体的な解決策
現状の業務の流れはというと、
・事務所で当日の作業報告書を印刷し、
その紙を持って現場に行き、工事をします。
・工事が終わると、作業報告書のチェック項目に従って
報告内容を記載していきます。
・最後に作業報告書にお客様からサイン(印)をもらい、
控えをお客様に渡し、事務所へ戻ります。
・事務所で報告書の内容をシステムに手入力する。
この現状を改善したいということで
お客様との会話の中から出てきた解決策が、
・基幹システムからタブレットにデータを取り込み、
タブレットを現場に持っていく。
・工事後は、タブレットに直接データを入力し
お客様にその内容をご確認頂き、手書きのサインを頂く。
・その後、タブレット内の報告書をPDFファイルにし
タブレットシステムのメール送信機能を使って
PDFファイルをお客様と事務所に送付する。
・作業員の方々は事務所に戻らず、直帰する。
という内容をシステムで実現してほしいということでした。
Accessによる「作業報告書タブレットシステム」
上記を受けて、私たちが提案したのが
Accessで作業報告書タブレットシステムを
スクラッチで開発することでした。
今回のお客様に対してのメリットとして、
・スクラッチ開発なので、お客様のご要望に細やかに対応できる。
・Accessなので、クラウドのようなランニングコストがかからない。
・Accessはデータベースとレイアウトが一体型なので
開発効率が比較的よく、工数低減がねらえる。
・お客様先の情報システム室(Microsoft技術者)と協業が可能。
・現状、既に現場ではWindowsのノートPCが支給されていたり、
基幹システム(VB.Net、SQL-Server)とのデータ連携も
同じテクノロジー(Microsoft)どうしなので親和性が高い。
等が挙げられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Accessも優れたオールインワン・データベースソフトであることが
理解頂けたかと思います。
コロナ禍で、リモートワーク等
「働き方改革」が待ったなしとなった今、
あなたの職場でも改革・改善に
本格的に取り組まれてはいかがでしょうか。
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