「VR(バーチャルリアリティ)会議」のメリットとは
現在リモートワークにおいては、主に「チャット」や「ビデオ通話」といったツールが利用されています。
例として、「Microsoft Teams」「skype」「Zoom」「Google Meet」などが挙げられます。
これらのツールでは、実際に顔を合わしているような、「同じ空間にいる」という感覚が共有しづらい現状があります。そこで今、VRを使ったコミュニケーション、VR会議が注目を浴びています。
VR(バーチャルリアリティ)といえば、ゲームで使用するものというイメージがありました。
ですが、VRはスポーツ分野や医療など様々な業界で利用されています。VRをビジネスに応用したものの一つが「VR会議」です。
株式会社Lightblue Technologyが2020年4月に行ったリモートワークに関する調査では、「Web会議の方が対面会議よりも気をつかう」と回答した割合は53%、「Web会議のほうが疲れる」と回答した割合は55%にも上りました。
- 空気が読みづらい
- 発言や質問がしにくい
- 言いたいことがなかなか伝わらない
- 非言語コミュニケーションが分かりづらい
などといったデメリットをWeb会議に感じている人も多いようです。
「VR会議」では、相手がまるで目の前にいるかのように話すことができるため、Web会議よりもより対面式に近い形での会議が実施できると考えられています。
VR会議のメリット
VR会議には、WEB会議ではできなかったことやバーチャル空間だからこそできる機能もあります。
①アバター利用により発言がしやすくなる
VRでは、自分の代わりにバーチャル空間で行動するキャラクター「アバター」を作り、そのアバターを操作することで、人々と会話したり行動したりすることができます。
現実の自分とは異なる表情や声を持つアバターを利用することで、会議で発言がしやすくなるとも考えられています。
②身振り手振りについても表現することができる
Web会議の問題として、非言語コミュニケーションが伝わりづらいことが挙げられました。
VR会議では自分の手の動きや目線の方向、細かい仕草なども表現できるため、誰に対して話しているのかがわかりやすく、より現実に近い会議が実施できると考えられています。
③バーチャル空間を利用したさまざまな機能が利用できる
バーチャル空間では、現実世界では不可能なさまざまな機能を利用することができます。
例えば、VR空間内でホワイトボードを用いてアイディアを出す、議事録を取る、タイマーを使うといった、現実世界での会議で行う動作も可能ですし、何もない空間に話した内容がテキスト化されて現れたり、自分の感情を表現するために顔色を変えたりすることができます。
まとめ
次世代の会議として注目を浴びているVR会議について紹介しました。
VR会議はまだまだ開発途中のため、導入している企業は一部といったところだそうです。しかし、5Gの到来でVRは急速な進化を遂げると考えられています。今後VR会議が普及していることもあるかもしれません。
ビジネス向けVR会議アプリだけでなく、一般ユーザ向けのVR会議アプリもありますので、家族や友達との交流に新しくVRを取り入れてみるのもステイホームを楽しく過ごせるきっかけになるかもしれません。
また、VR会議だけでなく、VRの最新情報を集めておくのもいいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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