2018.02.15
「誰もが簡単にすぐ操作できるシステム」をつくってほしい!
奈良県「装飾品卸業」様への出荷業務システム導入
導入に至るまでの要望と提案内容
出荷業務には人員が必要ですが、人の出入りが激しく
システム操作を指導し、覚えた頃に辞めていってしまい
また、新しい人に最初から操作説明しないといけない
といった事を繰り返しているので、
システム操作は、簡単に誰でも直ぐに扱えるシステムを作成してほしいと、
お客様より強い要望がありました。
普段からパソコン・タブレット・スマートフォンを使い慣れている人、
機械音痴の人といったように、人員はさまざまです。
その中で「誰でも簡単にすぐ操作できるシステム」は、
システム設計する上で、一番の難題キーワードでした。
そこで当社が提案した内容が、
・コード管理しているものは全てバーコード表記し、
ハンディ・ターミナルを使用する。
キーボード操作はファンクションキーとテンキーのみで
入力操作を単純化する方法にしました。
・基幹システムより出力されたピッキング情報を、
納品先単位で得意先・商品毎にノートパソコンに一覧表示し、
ハンディ・ターミナルを使用してピッキング担当者は
常に一覧表示の先頭行を確認しながら商品を読込み、
読込後は明細行より自動削除していく方法をとりました。
・また、欠品時はファンクションキーで欠品商品として
明細行から削除を行うといった仕様にし、
商品の間違い時は警告音の設定を行いましたので
納品時の商品違いのミスもなくなりました。
・さらに、ピッキング終了後は
ファンクションキーで出荷・欠品リスト、納品書が
自動出力する機能をつけました。
・棚番とピッキングリストの出力順をあわせているので、
カート台の上段にはノートパソコンとハンディ・ターミナル、
中段には納品用の箱や袋を設置し、
棚を移動しながら商品のピッキングと梱包が同時にできるようにしました。
導入結果
お客様のニーズに応えることができ、
「簡単でスムーズに作業が進む」といった喜びの声を頂けました。
さらなる上をめざして
システム導入にあたり、お客様の業務スタイルを考慮し
利便性をさらに追及しコスト削減に向けて、
システムを作る側と使う側同志でコミュニケーションを取りながら、
業務に携わってシステム開発を進めていきたいと思っています。
今回は出荷業務のシステム事例をあげましたが、ご参考になればと思います。
また、当社ではネットワーク構築及び情報系・基幹系システムや
グループウェアも含めた提案も行っていますので、ご相談いただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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