2017.07.26
基幹システムサーバの高可用性対応と災害対策のすすめ
現在の流行のキーワードとして
「クラウド」と当社も何度もお伝えして参りましたが、
基幹システムの主流はまだまだ
オンプレミス(実際のサーバを社内に設置する在来方法)です。
基幹システムサーバ機器の危機対策として、こんな事でお悩みの企業様は多くないですか?
『万が一基幹システムのハードウェアが故障したときどうなるか分からない』
『バックアップは媒体に取っているけど、故障時にどの機械に戻すか分からない』
『危機対策はしているが、万が一の時は待機系サーバに切り替えるのに時間が掛かる』
『そもそも待機系サーバを準備してるの?』
『機器の故障対策は十分だが、災害対策は不十分』
などなど心当たりのある企業様は多いのではないかと思います。
中には何も対策を施していない企業様もあると思います。
しかし考えてみて下さい!
毎日当たり前のように使用している
受注データ、在庫数、請求データ、入金情報等々が
明日から急に分からなくなり、手作業で集計し、
伝票を手書きしないといけなくなったら対応が可能でしょうか?
実際は不可能な企業様が殆どだと思います。
当社では、そんな故障時でもお客様が困らないように提案し
サポート・フォローしていくのが務めだと考えます。
具体的なご提案として、
機器の故障時でも業務を止めない、または業務停止時間を30分以内等の
可用性(システムが継続して稼働できる能力のこと)の高い
高可用性システムをご提案しております。
中でも大切な基幹システムデータは、
如何なるハードウェア故障でも
データを保持する構成が必要になります。
そこでデータベースサーバは
安全性を向上させる為にシングル構成では無く、
サーバ機器及びOS・アプリケーションまでも
冗長化を図るクラスタ構成をお勧めしています。
「クラスタ構成」とはどんな構成かというと・・・
複数台のサーバとハードディスクを用いて構築するシステムです。
通常は、運用サーバで業務を行います。
運用サーバで障害が発生した場合、
待機サーバ上でアプリケーションを起動し、
業務を継続することで「高可用性」を実現します。
●障害発生時の流れ
災害対策に遠隔地バックアップも大切です。
「クラスタ構成」にする事により
ハードウェアの故障時の停止時間はほぼ無くなりますが、
”災害時”は話が変わります。
機器類が壁に押しつぶされたりした場合は、クラスタ構成でも歯が立ちません。
そんな災害時の為に当社では
他拠点(本社が東京の場合は大阪や福岡など)に
小型のサーバ機器を設置し、データを毎日差分転送する事により、
万が一本社機能が失われた場合でも、拠点で業務の再開が可能です。
このように「高可用性システム」を構築し、万が一に備えられては如何でしょうか?
費用はシステム規模により異なります。
是非、当社の営業までご相談ください。
掛ける費用は最低限に、万が一の時に備えデータの保全を図ります!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お問合わせは下記のフォームよりお願いします。
担当者がお返事させていただきます。
https://www.syscr.co.jp/hardware/achievement/