2017.09.01
アンケートでお客様の要望を読み取ろう!
大学の「授業アンケート」集計をサポート
先日、私たちが現在サポートしている
名古屋の某大学で「授業アンケート」の集計をしてきました。
OMR(光学式マーク読取装置)とデータ読込み用のソフトを使い、
約3日間、データを収集する作業を行いました。
アンケートの束がまとめられた封筒が
段ボール箱にぎっしり詰められており、
3日間で合計12箱のアンケートを集計しました。
個人的に、アンケート集計と聞くと、
ただ地味で退屈なイメージしかないですが
(確かに、集計作業自体はそうでした・・)
実は、アンケートは非常に重要な役割があります。
「学生目線」を大事にするエバリュエーション
大学は、教育機関ではありますが、
近年では、少子化が進み
学生の獲得に苦労されていると聞いています。
なので、
いかに学生や、学生の親御さんに魅力的な大学であるかを
アピールして、納得していただき
入学して頂かなくてはなりません。
入学いただいた後も、
ユニークで価値のある講義を学生に提供し続け、
彼らに知識の獲得や、実践等において結果を出せるよう導き、
また有意義な経験や体験をして頂くことにより学生の質を向上させ、
最終的には、彼らの夢(希望の企業や職種への就職など)を
一緒に考え、その実現をサポートしていく必要があります。
近年は大学においても、
「学生目線」を非常に大切にされていると思います。
そのためにも講義や、それを教える教授の
エバリュエーション(評価)を定期的に行い、
講義内容の改善や修正はもちろん、興味を引く講義かそうでないか
どんなカテゴリの講義を増やすか、減らすか等
大学側も「学生目線」のフィードバックを、
様々な戦略やアイデアを練るための
指標やヒントとして参考にされているのではないでしょうか。
アンケートを行うメリット
見方を少し変えると、
これらの取り組みは、私たち企業が
お客様や商品、サービスについて考えるときに
とても参考になるように感じました。
私たち(BtoBのシステム開発企業)は、私たちのお客様に対して
アンケートをとるということをあまり考えたことはありませんが、
自分たちをお客様に評価いただき、
自らの強みや弱み、改善点などを指摘いただいたり
お客様の本当にほしいモノや、真の要望を吸い上げることは
これからのビジネスでは非常に重要なのではないでしょうか。
アンケートのメリットとしては、主に以下の4つがあります。
1.当社の商品・サービスの評価(絶対評価、他社との比較)
2.販売促進の一環(お客様に改めて自覚してもらう)
3.お客様の情報収集(本当に欲しいも、真のニーズ)
4.コミュニケーションの活性(お客様と/社内で)
また「お客様目線」での率直なご意見を頂くことにより、
さらに価値ある商品やサービスの提供につながるヒントなどが
得られる可能性も広がるのではないでしょうか。
私たちは教育機関(総合大学、短期大学、私塾など)の
システムの開発やサポート(外付のサブシステム開発やデータ集計等)、
また、※IR(Institutional Research)のサポートも行っています。
”※IR(Institutional Research)とは、
・教育研究・経営・財務情報など大学の様々な活動に関する情報収集・蓄積
・学生の学習成果など教育機能についての調査分析
・大学経営のための情報の分析
等を行い、それらの分析結果の提供を通じて、
大学の自己評価、意思決定に寄与する活動のこと。”
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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