2021.10.29
緊急事態下での需要予測
COVID-19の第5波が終息に向かう中、経済も少しずつ上向きになりつつあります。
弊社のお客様に、食品の卸業や惣菜等の食品製造をされている企業様があり、今回の状況下、様々な課題に直面されました。
商品の廃棄
「フードロス削減」というキーワードを最近よく聞きます。このフードロスは日本だけでなく、世界全体の問題にもなっています。日本では、2019年に「食品ロス削減推進法」が施行されフードロス削減の推進が行われています。
弊社のお客様も、同様の問題意識をもち「システムで何とかならないものか」と私たちに相談をされてきます。
ITで解決する手段としては、
- 販売機会の創出
- 需要予測
の2つが考えられます。
「販売機会を創出する」サービスとしては、WEBのマッチングサービスやシェアリングサービス等があり、また、SNS等を有効活用して、情報発信による呼びかけをしている企業様を、最近ではよく見かけます。
私たち、システムベンダーとしては、「需要予測」でお客様を支援したいと考えています。
需要予測の難しさ
「需要予測」は非常に難しいものです。弊社のお客様でも、発注担当者が日々、様々な状況や条件を考慮し、過去の経験等に基づき、商品ごとの発注量をコントロールしています。
お客様は「自動発注システム開発してほしい」と言われるのですが、全て自動というと高額な開発費用であったり、万が一の状況等も考えらるので、私たちとしては、担当者が需要予測をしやすくするための「発注支援システム」を開発しようとしています。
現在、開発中なので実績としては紹介できないのですが過去のデータ、直近のデータ、在庫データ、発注データ等を処理し、発注者が予測のために参照したいデータを素早く表示し、発注の際、最大限のサポートができるシステムを考えています。
まとめ
今回は、食品関係の企業様の「需要予測」についてでしたが社会情勢が不安定になると、何を、どのように判断していけばよいか迷ってしまいます。
そのようなときの解決方法の一つとして、「データの活用」があります。
私たちはこれまで基幹システム(販売管理システムや生産管理システム等)を数多く開発してきました。開発依頼当初は、目先の業務を効率化したいという要望が多いですが、年を経て、ビジネスが成長、変化するとともにシステムやデータを、ビジネス戦略や経営戦略にも活用したいというお客様からの相談が、近年増えてきています。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として、「自社のシステムを見直したい」という企業様がいらっしゃいましたら、是非一度ご相談ください。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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