2021.07.12
新しい介護ビジネスの可能性とローコード開発ツール
今回は、以前に投稿したブログ記事をご覧になり、
お問合せくださいましたお客様事例の紹介になります。
ローコード開発ツールによる内製化支援「リハビリデイサービス」
ローコード開発ツールによる内製化支援「リハビリデイサービス」②
ローコード開発ツールによる内製化支援「リハビリデイサービス」その③
今回のお客様は、
滋賀県のとある福祉・介護関連の企業様で
ユニークなビジネスモデルをお持ちのお客様です。
私たちとしても
「社会貢献度の高いお仕事」にシステム開発を通して携われることは
とても有意義なことだと感じています。
ユニークな介護関連ビジネスモデル
今回、お問合せ頂いたお客様は
「脱・介護！快護生活、始めましょう！」
という「介護」から「快護」へをスローガンに
介護をする人にも、介護をされる人にも
より快適になってもらうための商品やサービスを提供されています。
これまで私たちの関わった福祉関連の企業様ですと
「リハビリデイサービス」や「障がい者グループホーム」「居宅介護支援」
くらいなのですが、このお客様は
利用者様の自宅の内、外での福祉・介護サービスを包括的に捉え
より便利で快適なサービスを利用様とそのご家族の方々に
積極的に提案・提供されています。
そのサービス内容はと言いますと、
・福祉用具販売・レンタル
・住宅改修・リフォーム
・居宅介護支援事業、リハビリデイサービス
・薬や衛生材料販売
等、福祉・介護ビジネスを
より「多角的」に捉えたものになっています。
お客様の現状と課題
現在のところ、パソコンを利活用はしているものの
「Excel」や「パッケージソフト」をそれぞれのビジネスで使用しており、
システムとしては統合や連携はされておらず
運用的にも非常に不便さを感じているとのことでした。
お客様の思いとしては、
以下の3つのシステムを構築し
統合システムとして運用したいというものでした。
「販売・在庫管理システム」
「住宅改修管理システム」
「レンタル管理システム」
また、各システムを統合することで
其々のデータを収集・集計・分析することで
今後のビジネスに役立てたいということでした。
ビジネスに理想的なシステムをローコード開発ツールで
今回のシステム構築で「ローコード開発ツール」を推奨したのは、
以下の理由からです。
・コスト：
「ローコード、ノーコード」で開発できるため
開発に要する時間が短縮でき、コストを低減できます。
・納期：
ローコード開発ツールは「アジャイル（俊敏）開発」との相性が良く、
通常の開発（ウォーターフォール型）よりも早く開発できます。
・将来的なタブレット運用：
ローコード開発ツールは「ワンコード・マルチデバイス」なので、
将来的にタブレット（iPad）を利活用するのであれば
改めて別の言語での開発や技術等は必要なく、
シームレスにソフトが展開できます。
・使いやすさ（UI・UX等、手組システムの自由度）：
ローコード開発ツールは、グラフィカルなユーザインターフェース（UI）の
テンプレートが豊富で、ユーザのデザインの好みや使用感を
大切にしながら開発することができます。
・拡張性と柔軟性（変更やカスタマイズに対応可能）：
画面や帳票のレイアウトの変更等も、
他のツールと比べると自由度がかなり高いです。
また、機能の追加等も比較的柔軟にでき、
その他のソフトやシステムとのデータ連携も可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ビジネスモデルのユニークさを損なうことなく
「低コスト」「短納期」「使用感の良い」システム開発に
なぜローコード開発ツールがお薦めなのか、
少しは分かって頂けたかと思います。
また、昨今の「DX（デジタルトランスフォーメーション）」推進の
ヒントになれば嬉しいです。
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