2021.10.14
ハンディターミナルを利用した業務システム
今年に入って、ハンディターミナルを利用した業務システムの開発依頼が数多くございました。
そこで、今回はハンディターミナルを利用した業務システムについて紹介します。
ハンディターミナルとは
ハンディターミナルは、直訳すれば『携帯端末』で、携帯性に優れたデータ収集用の端末のことを指します。
ハンディターミナルの利点は、データをリアルタイムに収集・処理が出来ることです。
この利点を活かし、在庫管理や入出荷検品、納品、集荷といった各プロセスで常に新規のデータが発生し続ける物流業界で多く利用されています。
また、入出荷業務やピッキング業務が日常的な物流業界だけでなく、生産・製造業界でも生産管理やトレーサビリティ、業務の省力化や効率化などに利用され
また、小売業界でも在庫管理や商品管理などで広く利用されています。
ハンディターミナルを利用した管理について
ハンディターミナルを利用した一般的な管理方法は、商品やロケーション(棚・列・段)にバーコードや2次元コードを付与しバーコードを読み取り、数量などの情報を入力して登録します。
すべての商品とロケーションの登録ができれば、あとは入出庫や移動の際にバーコードを読み取るだけで正確な現物管理が行えます。
また、入出庫・棚卸などのデータは、リアルタイムで確認できるので適切な管理が可能です。
文字認識による現品票と商品の照合も可能に
物流の現場では、入庫時の現品票にバーコードがなく、シリアルNo.やロットNo.のみが記載されている場合もあります。
通常、バーコードがない場合は、目視検品になりますが、似た文字列を誤認識する恐れがあり、その後の管理でシリアルNo.やロットNo.を手書きでメモしたり、パソコンに入力する際にミスすることもあります。さらに、シリアルNo.やロットNo.は、その後の管理でも手間がかかります。
目視検品をOCR(文字認識)に対応したハンディターミナルなら、バーコード化されていないシリアル№やロット№などの文字を読み取ることが可能です。
文字認識で現品票を読み取り、商品と照合すれば目視検品に比べて、確実性もスピードもアップします。ミス撲滅に加えて作業効率改善に効果的です。
ハンディターミナルは、以前に比べると機能が強化され、幅広く業務に利用することが可能となっております。
物流管理・生産管理・倉庫管理等の業務改善でお悩みであれば、お気軽にご相談下さい。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お問合わせは下記のフォームよりお願いします。
担当者がお返事させていただきます。
==================
「WEBサイト構築」「システム/ソフト開発」「業務改善・内製化支援」「ローコード開発ツールによるアジャイル開発」等に関するお問合わせは、以下のフォームよりお願いします。
担当者がお返事させて頂きます。
ExcelやAccessでお困りのシステム担当者様を支援します!
当社では主に、東海圏(愛知、岐阜、三重、静岡)と、関西圏(大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山)の中小企業様、零細企業様、個人事業主様、起業家様のITやシステム化、業務効率化に関する支援をさせて頂いています。
東海圏と関西圏の中小企業、零細企業、個人事業主、起業家を支援します!